アレスティ、グラン・ブールヴァールにある手頃なブラッスリー。

グラン・ブールヴァール界隈は 名だたるブラッスリーの本拠地であり、モンマルトルのフォーブル通りにあるレストラン「アレスティ」もその例外ではない。このエリアに新しくオープンした このレストランは数フロアに及び、オール・リミテ建築事務所がゼロから作り上げたデザインが自慢だ。

広さ430平方メートルの空間は、 パリのブラッスリーの規範に敬意を表しながら、この日のためにモダンにアレンジされている。中央には大きなバーがあり、壁から天井まで鏡が張り巡らされ、ミッドナイトブルーのバンケット、食器類からフォルミカの椅子、壁一面に貼られた映画のポスターに至るまで、アンティークなオブジェの数々が飾られている。

オーヴェルニュのレストラン経営者、ジュール・グルファルは、すべての調理を店内で行い、廃棄物を出さない合理的な調達を行うという、環境に配慮したアプローチを選んだのだ。

野菜や果物はパリ近郊の市場菜園や農場から、肉や魚介類は小船で獲れたものから調達している。コンロの向こうでは、『ブールドンクル』で修業を積んだシェフ、ニコラ・ジャンが、ビストロの定番料理を 手頃な値段で楽しめるランチ・メニューを考案している。

前菜、本日の料理、コーヒーのメニューがわずか20ユーロ： モルトー・ソーセージのブリオッシュ添え（8ユーロ）はブション・リヨネを震え上がらせるだろうし、良質な骨髄（9ユーロ）、シャロレー牛の ナイフ入りタルタル （18ユーロ）は丁寧にスパイスが効いている。そして何より、この豚バラ肉のコンフィ（14ユーロ）はまさにディアブリーなスナックであり、そのマッシュポテトは、子供の頃の懐かしい思い出のように真ん中がくぼんでいて、その小さなクレーターの中には極悪非道な肉汁が詰まっている。

デザートには、シェフが『リシェール』で見習いをしていた若きパティシエ、ウジェニー・ドールを起用し、アレスティのためにボリュームたっぷりのデザート メニューを作り上げている。

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善意とアイデアにあふれた気さくなチームに支えられ、アレスティは グラン・ブールバールの中でも最高の品質・価格・楽しさを提供する店のひとつとしての地位を確立している。このバーゲンを祝して、美味しいカクテルで乾杯しよう！

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